出演者プロフィール
日野皓正
日本を代表する世界的ジャズトランぺッター
1942年東京生まれ。9歳よりトランペットをはじめ、13歳の頃にはダンスバンドで活動を始める。デビュー以降、マスコミに”ヒノテル・ブーム”と騒がれるほどの注目を集め、‘75年に活動拠点をNYに移し、数多くのミュージシャンと活動。またアルバムセールスにおいてはジャズの枠を越えたヒットを連発し、CM、TV出演など多方面で活躍。1989年にはジャズの名門レーベル“ブルーノート”と日本人初の契約アーティストとなる。2001年芸術選奨「文部科学大臣賞」受賞。2004年紫綬褒章、文化庁芸術祭「レコード部門 優秀賞」、毎日映画コンクール「音楽賞」受賞。2019年 春の叙勲 旭日小綬章を受章。近年は公演の他、チャリティー活動や後進の指導にも情熱を注ぐ他、個展や画集の出版など絵画の分野でも活躍が著しい。唯一無二のオリジナリティと芸術性の高さを誇る日本を代表する国際的アーティストである。
小野リサ
ブラジル・サンパウロ生まれ。10歳までの幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始める。 1989年デビュー。ナチュラルな歌声、リズミカルなギター、チャーミングな笑顔で瞬く間にボサノバを日本中に広める。
ボサノバの神様 アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠 ジョアン・ドナートら著名なアーティストとの共演や、ニューヨークやブラジル、アジア各国での公演も積極的に行っており、海外においても高い評価を得ている。1999年アルバム「ドリーム」が20万枚を越えるヒットを記録するなど、これまでに日本ゴールドディスク大賞「ジャズ部門」を4度受賞。2013年にはブラジル政府よりリオ・ブランコ国家勲章を授与される等、日本におけるボサノバの第一人者としてその地位を不動のものとしている。
馬場智章(sax)
1992年 札幌市生まれ。2011年、バークリー音楽院に入学以来、Terri Lyne Carrington等グラミー アーティストと多数共演。2016年、"報道ステーション"のテーマ曲を "J- Squad"で手掛ける他、Fiji Rock17などにも出演。2022年、LOVE SUPREME JAZZ FESTIVALに「DREM COMES TRUE」をはじめとする3つのバンドで出演。2023年2月公開、大人気コミックスのアニメーション映画化『BLUE GIANT』 で、主人公 ”宮本大” の演奏を担当。最新アルバムは『Gathering』。(c)Kei Sakakura
高橋 祐成(pf)
1994年東京生まれ。明治学院大学文学部芸術学科卒業。13歳の頃から独学でジャズを始める。その後中学生対象の世田谷ドリームジャズバンドに加入。日野皓正氏を始めとしたジャズミュージシャンに触れ音楽を学ぶ。現在は世田谷トリオ、m°fe、日野皓正クインテット、自身が主宰する音楽ユニット”秘密基地“、STUTSや七尾旅人、Mirage Collectiveなどのバンドに参加し、ジャズに限らず多岐に渡って活動している。
Marty Holoubek(b)
オーストラリア出身。アデレイド大学音楽科、モナシュ大学大学院音楽研究科を卒業。在学中より数多くの素晴らしい音楽家と活動を共にする。2015年に初来日。2018年から拠点を東京に移し、2019年-2020年のムジカ・ピッコリーノ、崎山蒼志、ROTH BART BARONのベースプレーヤーとして活躍。現在もAnswer to Rememberをはじめとする人気グループにて活躍する他、日本とオーストラリアの国際交流にも力を注いでいる。
石若 駿(ds)
1992年北海道生まれ。幼少からクラシックに親しみ、その後、札幌ジュニアジャズスクールに在籍。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学卒業。近年は、くるり、millennium paradeをはじめ多方面でサポートメンバーとして活躍する他、自身のプロジェクト、Answer to Remember、SMTKなどでの活動も注目を集めている。また、自身のソロパフォーマンスが、多方面のPV等に起用される他、山口県情報芸術センター[YCAM]にてパフォーマンス作品を発表するなど、幅広い活躍をみせている。